みなさん、こんにちはこんばんは!Rinです!
今回は、心理学関連の記事になります。
みなさんは、最近笑っていますか?
「幸せじゃないし、笑えてないな。」
「最近幸せと感じることが少ないな」
そういった方に、ある試してみてほしいことがあります!
それは、幸せだと感じてなくても、ニコッと笑顔をつくってみるんです!(*^_^*)
鏡を見ながら、ニコッと口角を上げて自分の顔を笑顔にしてみましょう。
すると、不思議となんだか元気になれる気がしませんか?
今回は、こういった行動から感情を生み出していくある法則についてお話します!
この記事を読めば、あなたも自分から幸せになる、幸せをつくりだすことができます!
- 幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになれる!?As ifの法則とは?
- As Ifの法則の検証実験
- As Ifの法則を使って、「なりたい自分になる」には?
- As Ifの法則を使うときに、気をつけるべきこと!
- まとめ
幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになれる!?As ifの法則とは?
昔から心理学では、
「感情がそれにともなった行動を促す」と考えられてきました。
例えば、私達人間は
「幸福だから、幸せだから笑顔になる」
「悲しいから泣く」
「不安、心配になると、汗が出てくる」
といった、感情が先に来て行動が次にくるといった感じです。
「なに当たり前のこと言っているんだ」と思いましたか?
こういった、考えは多くの人が持っていると思います。
ですが、最近の研究で、こういった考えは間違っているのではという研究結果が出るようになったのです。
ウィリアム・ジェームズという人が、ある仮説を立てます。
それは、
「人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいんだ。怖いから逃げるんではなく、逃げるから怖くなるんだ。」と。
感情から行動になっていくという考え方の昔では、あまりこの意見を受け入れられませんでした。ですが、様々な実験の結果、
ウィリアム・ジェームズがたてたこの仮説を、
心理学者のリチャード・ワイズマンが
「人間は行動によって感情が生まれるのだ」という考えを思いつき、
「~になるには、~であるかのようにふるまえばいい、行動すればいい」という考えを提唱しました。
この考えを、「As ifの法則」と呼びます。
つまり、このAs ifの法則になぞらえると、こういった順番になります
「幸福だから、幸せだから笑顔になる」→「笑うから幸せに感じる」
「悲しいから泣く」→「泣くから悲しい」
「不安、心配だから汗(冷や汗)がでる」→「汗が出るから不安、心配に感じる」
As Ifの法則の検証実験
こういった、昔からの考え方ではない「ある行動をするから感情が生まれる」という考えって本当なのか?と疑問に思うところもありますよね?
ですが、このAs Ifの法則は、検証実験をして実際にそういった結果が出たのです。
その実験を紹介しますね!
As Ifの法則をつくった心理学者、リチャード・ワイズマンは26000人もの実験対象者をいくつかのグループにわけました。
幸福感をそれぞれ高めてもらうために、数種類の方法を試してもらいました。
その方法とは、
「自分が幸せだと考えてみる
「幸せな記憶を思い出す」
「感謝の気持ちを持つようにする」
といったようなものになります。
それらとは別に、
「毎日数秒ずつ笑う」といった方法を行うグループを用意しました。
それぞれのグループは1周間の実験を続行し、
1週間後に実験対象者に幸福度について判定してもらったところ、
なんと、「毎日数秒ずつ笑う」という方法を行ったグループが最も幸福度が高くなるという結果になりました。
こういった実験を行って、「人間は行動から感情が生まれる」といった説が受け入れられることになったんです!
As Ifの法則を使って、「なりたい自分になる」には?
このAs Ifの法則を使ってなりたい自分になるには、
~の感情になるための行動を先にとってみることです!
幸せになりたいなあ、楽しいといった感情になりたいなあ、というときには
「ニコッ」と口角をあげて微笑んでみるのです。すると不思議と楽しい気分になってきます!
(この笑顔にする方法は、実際自分で取り入れていて効果があるなと感じている方法です!(*^_^*))
例えば、あなたが自信をもっとつけたいと思っています。
そういった場合には、
「まず最初に、すでに自信をもっているかのように行動をする」んです!
自信をもった行動をすることで、自然と自信がいつのまにか持てるようになるんですね。
また、自分が目標とする人、尊敬する人のようになりたいなら、その人達の行動を真似てみるというのも良い方法です!
行動だけでなく、格好や振る舞いまで一緒にすると、自然となりたい人に近づいて、いつのまにか目標としていた人になれているのです。
もし、あなたが「エリートビジネスマン、出来るビジネスマン」になりたいのなら、
高価なスーツを着用してみる。
ダイエットして痩せたいのであれば、聞き手とは逆の手で食べてみる
先延ばしする癖をやめたいなあと思ったら、目の前のことを少しだけ片付けてみる
こういったように、自分のなりたい感情になるための、行動をしてあげることが大切です!
もちろん行動もですが、振る舞いだったり身なりなども合わせて変えてみると効果がアップします!
As Ifの法則を使うときに、気をつけるべきこと!
As Ifの法則を使うときに、気をつけるべきことがあります!
それは、「なりたくないものにAs Ifの法則を使うことはだめ!」ということです。
自分が望んでいるものなら、行動をしてなりたい自分になるのはもちろんOkですが、なりたくない自分をAs Ifの法則を使って演じると、心身と共にどんどん疲弊していくことになってしまいます。
実際に、なりたくない姿に、無理やり行動した結果の実験が、アメリカで行われました。
それは、アメリカのバスの運転手78人を対象に行なった実験です。
その実験は、お客さんにする笑顔(愛想笑い)を強制的にさせたのですが、
その愛想笑いを、自分の意志とは反して行ってしまった運転手は
不眠症や抑うつ状態、家族との争いなどが増えてしまったのです。
アメリカの心理学者であるアリシア・グランデーは
「本来の感情を抑えて、長時間にわたって行う「感情労働」の矯正は、
労働者の精神肉体どちらにも多くの悪影響を及ぼす」ということ言っています。
日本人は「感情労働者」を搾取しすぎている | 「コミュ力」は鍛えられる! | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
つまり、自分のなりたくない姿にAs Ifの法則を使って強制してなると良くない結果が生まれるということです。
こういったことから、私達は自分の望んでいる感情、姿だけにこの法則を使って実現することをおすすめします!
このAs Ifの法則を提唱したリチャードワイズマンの本を紹介しますね。どちらの本も心理学の興味深い内容が載っており、他の自己啓発の本よりも即効性がある本です。(*^_^*)
まとめ
どうでしたか?
「自分の望む姿、感情は行動から先にすることで、生まれる」といったことが理解できたでしょうか?
私が普段していることで皆さんにおすすめすることは、
鏡の前で「口角をあげてニコッとする、そして笑っている自分の顔をみる」ことです。
鏡をみることで、視覚的にも見ることができるので、自然となんだか楽しい、幸せな感情がうまれると思います!(*^_^*)
もちろん、それを無理にすることはいけません!
自分の望む姿、感情を得るために、ぜひ!このAs Ifの法則を使ってみてください!