みなさん、こんにちはこんばんは!Rinです。
今回は、会話をするうえで話している相手があなたへの信頼を高めてくれるバックトラッキングという話し方の手法を皆さんに紹介したいと思います。
難しくなく誰でも簡単に取り入れられる方法なので、ぜひ最後まで読んでいただき、実際に使っていただけたら嬉しいです。
【会話で使える!】相手の信頼度を高めるバックトラッキングとは?
誰かを会話をするうえで、特に気にせずに私達は会話をしていると思いますが、ある手法、バックトラッキングといった方法を使うことで、会話がスムーズになり、相手のあなたへの信頼度を高めることもできます。
バックトラッキングとはなにか、そしてバックトラッキングの使い方について紹介します。
バックトラッキングとはなに?
まずバックトラッキングとは何かについて紹介します。
バックトラッキングは日本語でいうと「オウム返し」のことです。
相手の言ったことを繰り返して相手に返すことです。
なぜバックトラッキングしたほうがいいのかというと、相手の話していることをしっかりと聞いていますよとアピールできることや、自分が発した言葉を相手に再び認識してもらうことにあります。
相手が発した言葉を繰り返し、会話を進めていくという一つの会話のテクニックです。
例えば、
相手:「この間、カラオケ行ったんだ」
あなた:「カラオケ行ったんだね」
といった風に相手が言った言葉を繰り返して相手に返していくといったコミュニケーション方法です。
相手が言った言葉をそのまま使うことがポイントです。
バックトラッキングをするのをオススメする理由
なぜバックトラッキングをオススメするかというと、相手とのラポールを築けるからです。ラポールとは信頼関係を意味します。
相手に肯定的な感覚を与えることができる
バックとラッキングをすることで、相手に肯定的な感覚を与えることができます。というのは相手のいった言葉を繰り返すことで、相手が「自分のことを受け入れてもらってる」といった安心感や好感を与えることができるからです。
例えば
相手:「ちょっとさ、話したいことがあるんだけど今時間空いてるかな?」
あなた:「話したいことがあるんだね。大丈夫だよ」
といった風に相手に返してあげます。
ここでポイントなのがあなたが
「話したいことがあるんだね」と言ったときに相手が心のなかでも口に発してでも「うん」「そうそう」といった
Yesといった言葉を相手から生み出すことができます。
そういったyesといった肯定感を生み出すことで、相手がしっかりと自分の話を聞いてもらっているんだといった安心感や好感を無意識のうちに蓄積することができるんですね。
相手:「この間、A子と喧嘩してさあ」
あなた;「へえ」
といった返しではなかなかYesといった言葉を相手から生み出すことは難しいですがこれをバックトラッキングして
相手:「この間、A子と喧嘩してさあ」
あなた:「この間、A子と喧嘩したんだね。何があったの?」
と聞いてあげることで、「A子と喧嘩したんだね」のあとに無意識のうちに相手が「そうそう」「うん」といったYesといった返しが入ってきて、相手は無意識のうちに反応していきそれが会話をするうえで安心感に繋がるんです。
バックトラッキングはただ相手の話を聞くだけではなく、「あなたのことを理解しようとしているよ」「あなたのことをもっと知りたいと思っているよ」といったアピールができます。
相手の悩んでいることなどを整理して、あなたのことを良き理解者としてみなしてくれる
自分一人でずっと悩んでいたけれど、ある人に話しただけで悩んでいたことがなんとなく解決された気がした経験をしたことがある方はいると思うのですが、そう思えたのは聞いてくれた相手がバックトラッキング(オウム返し)をしてくれることで、自分がどんな悩みを抱えているのかはっきりと理解することができ、自分の置かれている状況を理解することができるからなんです。
バックトラッキングされながら相手と話をすると「自分は肯定されている」「自分の話をちゃんと聞いてくれている」といった好感を持ち、さらにそこから自分が話していることを理解して自分の中でモヤモヤしたり整理のつかなかったことをまとめて、自分が話したいことや悩んでいることをしっかりと認識することができます。
例えば
相手:「今、ある~で悩んでまして、どうすればいいかわからなくて」
あなた:「そうなんですね」
と返すよりも
相手:「今、ある~で悩んでまして、どうすればいいかわからなくて」
あなた:「今、ある~で悩んでるんですね。具体的にはどういったことですか?」
と相手の言ったことを同じく返してあげることで、相手も自分が何に悩んでいるのか、どういう話をしているのか再度確認することができるんです。
バックトラッキングはカウンセラーやコンサルタントがよく使う手法と言われています。
バックトラッキングにはこういった効果があるので、聞き役に回る良き理解者と思われる人はこういった手法を使っているんです。
バックトラッキングをする時の種類
バックトラッキングには種類があるのですが、主に3つあり、それは「事実」「感情や気持ち」「要約」の3つがあります。
順番に紹介していきますね。
事実
事実は相手の言ったことをそのまま事実として返す方法です。
相手:「この間カラオケ行って~の歌歌ったんだ」
あなた:「カラオケ行って~の歌歌ったんだね」
といったように、相手の言葉を使用して事実をトラッキングしていく方法です。
相手:「この前Aさんと初めてのデートしてさ」
あなた:「Aさんと初めてのデートしたんだね」
といったように事実を反復していきます。
感情や気持ち
感情や気持ちというのは楽しい、悲しい、辛い、嬉しいなどの感情をバックトラッキングするという方法です。
感情をバックトラッキングすることで話してる相手は、「自分の気持ちをわかってくれているんだなあ」と思うようになります。そしてそこから信頼感に繋がります。
相手:「実は今日会社で辛いことがあったんだ」
あなた:「それは辛かったね」
相手:「あのさ、実は昇進したんだ。とても嬉しいよ」
あなた:「昇進したんだね。私も嬉しいよ!」
といった感じに使います。
相手がどんな感情を持って話しているか、話している言葉とともに理解して相手にそのまま返してあげることが重要です。
要約
最後は要約になります。これは相手が話していることが長かったりする場合に、相手のキーワードとなる単語を使ってまとめて話すことです。
相手:「課長がさ!~で、こうで、辛い目にあったんです。そして~で、~な目にもあって。~~~~~とにかく、課長が苦手で嫌なんです。」
あなた:「課長はいろいろな面であなたを辛い目にあわせてるんですね。」
こんな風に、相手が長々と言っていることを要約して相手に返してあげます。相手の言っている言葉に注目して、相手がどんなことを言いたいのかどんなキーワードが頻繁に
出てくるかに着目して、それをまとめてあげるといった感じです。
バックトラッキングをする時に注意すること
様々なバックトラッキングの方法を紹介してきましたが、ここでバックトラッキングをする歳に重要なことを紹介します。
その大切なこととは、相手に合わせたオウム返しをすることです。
ただ単にオウム返しをするのではなく、相手が嬉しそうならあなたも嬉しそうに返して、相手が悲しそうならあなたも悲しそうにバックトラッキングして返すようにします。
つまり相手とテンションを合わせるということです。
ただ、ここで注意したいのが相手が「怒り」の感情を出した場合です。
怒りをそのままテンションに合わせて返すとその怒りがどんどんエスカレートしてしまうことがあるので、怒りを見せている時は相手の様子を冷静に見て、相手の本当に気持ちや感情に合わせて返してあげるといいでしょう。
次に大切なのは、バックトラッキングを多用しすぎないということです。
バックトラッキングは信頼度を高めてくれる有効な方法ですが、だからといってただ単に相手の言ってることを毎回オウム返ししていると、話してる方もそれに気がついて「この人、私のこと馬鹿にしてるのかな?」などと勘ぐってしまいます。
そのため、たまには自分の意見を取り入れつつバックトラッキングをする方法をオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
バックトラッキングは日本でいうオウム返しですが、この手法を利用することで相手も「自分の言いたいことをわかってくれるんだ」とあなたに好意を持ってくれますよ!
ただし、やりすぎは禁物です。適度に使うことをオススメします(*^_^*)
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