みなさん、こんにちはこんばんは!Rinです。
誰かに英語で依頼する時に、Could you~?やWould you~?を使ったりしますが、この2つの表現にそれぞれ違うニュアンスがあることを知っていましたか?
今回は、could you~?とwould you~?それぞれの基本的な意味を紹介していきます。
Could you~?とWould you~?の違いを理解しよう
まずはcould you~?の依頼表現から説明していきますね!
1 Could you~?
まず最初にCould you~?の意味と使い方を説明していきます。
まず、could you~?の基本的な意味として、「物理的、能力的に実行可能か」ということを相手に尋ねています。
could you~?で「~してくれますか?」という依頼の文になりますが、「couldはcanの過去形だから過去のことを聞いてるの?」と考えてしまう方もいるかもしれません。ですが、聞いているのは過去のことではなく、現在のことです。
過去の質問、依頼ではないのに、could you~?を使う理由として、canよりも過去形のcouldを使うことで相手と少し距離を置くニュアンスになり、canよりもより丁寧な表現になるからです。
親しい友達などにはcan you~?を使ってもいいかもしれませんが、初めて会う相手、知らない相手、自分よりも上の立場の人に依頼をするときには、can you~?よりもcould you~?と聞くほうがいいということです。
could you~?の例を出すと、
Could you open the window? これは丁寧に「窓を開けてもらえますか?」と尋ねているのと、couldを使っているので、「窓を開けていただくことは可能ですか?」といった意味合いがあります。
また、Could you tell me how to get to the station? 駅までの道のりを教えてくれませんか?と聞いていて、尋ねられた相手が「道を教えることは可能か」聞いているんです。
相手に対して、依頼する内容を実現する力があるかどうかを丁寧に聞いているんですね。
2 Would you 〜?
お次はWould you~?です。
Would you~?と尋ねるときには、相手が快くそうしてくれる意思があるかどうか尋ねています。
could you~?は尋ねた内容を相手がするのを可能かどうか質問するフレーズでしたが、would you~?の場合はすでに相手が物理的、能力的に尋ねた内容ができるとわかっていて、そのうえで「~してくれますか?」と意思を尋ねているんです。
Would you~?も過去のことを尋ねているのではなく、willは直接的なのに対し、wouldを使うことで相手と少し距離を置いたニュアンスになり、willよりもより丁寧な依頼の表現になります。
Would you open the window? 窓を開けていただけますか?
先程could you open the window?と窓を開けていただけますか?といった例を上で紹介しましたが、何が違うかというと、could you~?の場合は相手が窓を開けてくれることが可能かどうか聞いているのに対し、Would you open the window?は、「窓を開けていただく意思はありますか?」といったニュアンスを含んで、窓を開けていただけますか?と聞いているんですね。
窓を開けてくれることが可能とわかったうえで、相手の意思を確認しているということになります。
まとめ
could you~?とwould you~?はどちらも誰かに丁寧に依頼する時のフレーズですが、それぞれのニュアンスの違いを理解していただけたでしょうか?
could you~?は、相手が依頼したことを実現可能か聞いているのに対し、
would you~?は、相手が依頼した内容ができるのを可能と知った上でそれをする意思があるかどうかといった違いがあります。
また、どちらも過去のことを質問しているのではなく、canやwillで質問すると直接的でフランクな言い方になってしまうので、知らない人や目上の人などにお願いするときにはcould you~やwould you~?を使うといい、ということです。
これらの違いを理解して、誰かに依頼したい時に使ってみてください!
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