皆さん、こんにちはこんばんは!Rinです。
皆さんは外国人の人たちのことを呼ぶ時に何て呼んでますか?
英語の学習で外国人=foreignerと習った人も多いと思いますが、実はこのforeigner、直接相手に呼びかけて使うと失礼な表現なんです^^;
今回は何故foreignerを使ってはいけないのか、そして代わりに外国人のことを何て呼べばいいのか紹介したいと思います。
外国人=Foreignerはダメ?その理由と正しい呼び方とは!
外国人のことをForeignerと呼んではいけない理由を説明します。
私達は英語を勉強した時に、外国人のことをforeignerと習ったと思いますし、実際に空港や駅などの公共の場でも使われている表現でもあるのですが、基本的にこのforeignerは言うのを避けたほうがいいです。
というのも、foreignerは外国人という意味もありつつ、「外の人」「よそ者の人」といった冷淡な表現があり、基本的にこのforeignerをネイティブは使いません。
またアメリカなどでは色々な国から移住してきたアメリカ人も多いため、外国人のことをforeignerと呼ぶことはほぼないと言っていいでしょう。
また、言い方によっては皮肉や嫌味などの意味合いとして捉えられることもあります。
ネイティブの人の中には、foreignerと言っても気にしないという方もいるかと思いますが、基本的に避けるべき表現になります。
誰しも自分のことを「この国以外の人」「アウトサイダー」「よそ者」などと言われると嫌な気持ちになりますよね?
foreigner以外にも使ってはダメな表現!
foreigner以外にも使ってはいけない外国人に対しての呼び名があるのでそれを紹介しますね。
1 gaijin 外人
foreignerと同じく使うのを避けたほうがいい表現に「gaiin」があります。
このgaijinは文字通り日本語の外信をローマ字に変換した表現なのですが、ネイティブでもたまに使っている人を見かけることがあります。
このgaiin基本的にforeignerと意味合いは一緒です。つまり「日本人ではない人」「外の人」といった意味があります。
日本人の多くの人は外国人をgaijinと呼ぶのを失礼だと感じている人も多いと思いますが、それと同じく英語を話すネイティブ、特に日本に住んでいる外国人もこのgaijinを嫌味な表現として理解しています。なので使わないほうが賢明です。
ただ何か自虐的に使う時にこのgaiinを意識的に使う外国人の方もいます。
外国人の方がgaijinと言ってはまだいいにしても、日本人が外国人に向かってgaiinというのは失礼なので使うのを避けましょう!
2 alien エイリアン、異星人、宇宙人
alienもforeigner,gaijinと同じように避けるべき表現です。alienはエイリアン、異星人、宇宙人といった意味があり、基本的にネガティブな印象を受けがちな表現になります。
よく政府機関が違法滞在者を表すときなどに「illegal alien」というのですが、この表現は「この国に属しない存在」という意味合いがこめられているので、決して良いい意味ではないということです。
エイリアン自体が基本的に人に対して使う言葉ではないので、このalienも外国人の人に対して使うのはやめといたほうがいいです。
外国人の正しい呼び方は?
なぜ外国人をforeignerや他のalien、gaijinと呼んだらダメなのか理解していただけたと思いますが、今度は外国人のことを表すのに相応しい呼び方を紹介します。
1 He/She is from~ 彼/彼女は~出身です。
外国人のことをいいたい時には、foreigner、alien、gaijinを使うのではなく、He/She is from~「彼/彼女は~出身です」といった表現を使うと良いでしょう。
単に外国人と表すのではなく、その人の国籍や出身地で示すことが基本的な表現になります。
例えば、知り合いの外国人女性がイタリア人だったら、She is from Italianと言うことができます。
実際に日本人が海外に行って自己紹介するときもI'm from Japanといいますよね。それと同じような感覚です。
例文
He is from Canada. He moved here 5 months ago. 彼はカナダ人で5ヶ月前にここに引っ越してきたんだ。
2 International people/ students/customers 外国人/外国人留学生/外国人顧客
外国人や外国人留学生、外構人顧客など、どういった外国人なのかを特定したい時はそれぞれ、Internatinal people,international students,international customersと言うことが
できます。
internationalは「国際的な」「海外の」という意味で、foreignerのような「よそ者」といった意味はまったくないので使って大丈夫なフレーズです。
3 non-Japanese 日本人ではない
non-Japaneseは「日本人ではない」ということを表せて日本人以外の外国人に対して使うことのできる表現です。
Japaneseをnonの~ではないという意味で打ち消して日本人ではない、つまり外国人ということを意味しています。
ちなみにアメリカ人ではない外国人のことはnon-American「非ネイティブ」、英語を母国語としない人はnon-nativeになります。
4 expat 国外居住者
このexpatは国外居住者という意味で、自分の出身地とは別の国で一時的にいる人、もしくは永住している人を意味するexpatriateの略称です。
元々は国籍離脱者や国外追放者などの嫌な、ネガティブな意味がありましたが今ではそういった使われ方はしません。むしろ専門的な仕事をして成功して海外で暮らすことのできるような人のこと、つまりイケてる外国人のことをexpatと呼ぶ傾向があります。
まとめ
いかがでしたか?
外国人をforeignerと呼んではいけない理由、そして外国人のことを何て呼べばいいか理解していただけたでしょうか?
日本人が思うニュアンスと外国人が思うニュアンスは違ってくるので、その言葉を使うと相手からどう思われるか気にして、そして嫌な気持ちをさせないために気を使って適切な表現を使うことは大切です。
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